沖縄尚学 エース左腕当山が2安打12K完封「打たせて取ろうと」「80点」沖縄県勢春夏通算100勝

[ 2021年8月16日 01:55 ]

第103回全国高校野球選手権 1回戦   沖縄尚学8―0阿南光 ( 2021年8月16日    甲子園 )

<第3試合 沖縄尚学・阿南光>沖縄尚学・先発の当山 (撮影・奥 調)
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 第103回全国高校野球選手権大会の第4日は16日、甲子園球場で1回戦が行われ、第3試合では2大会連続出場の沖縄尚学(沖縄)が25年ぶり出場の阿南光(徳島)を8―0で撃破。7年ぶりの夏の初戦突破を果たし、沖縄県勢として全国大会の春夏通算100勝を達成した。

 投げてはエース左腕の当山が3回には3者連続三振など、キレのある直球と変化球でわずか2安打。二塁を踏ませず、無四球、12三振を奪う力投で116球の完封勝利を飾って見せた。

 当山は「野手が先制をしてくれた。追加点を取ってくれた。それで自信を持って投げることができました」と感謝。完封については「野手の守備力も高いので、打たせて取ろうと。その結果がこういう完封になり打ち取ることができたと思います」と振り返った。12三振については「打たせて取るのが自分の主な投球だけれども、要所で力を入れて取ることができたので、そこは良かった」と笑顔を見せた。

 きょうの自身の採点について聞かれると、「きょうは2死からの出塁があって、そこは自分のもともとの課題だったので、そこがあったので、80点かな」と回答。「次もチームを勝たせる投球を心がけます」と力を込めた。

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