専大松戸・深沢 要所締め6安打完封、11奪三振「ピンチに厳しいコースに投げられた」

[ 2021年8月16日 12:46 ]

第103回全国高校野球選手権第4日 1回戦   専大松戸6―0明豊 ( 2021年8月16日    甲子園 )

<専大松戸・明豊>力投する専大松戸先発の深沢(撮影・河野 光希)
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 第103回全国高校野球選手権大会の第4日は16日、甲子園球場で1回戦が行われ、第2試合では、ともに春夏連続出場の専大松戸(千葉)と明豊(大分)が対戦。専大松戸が6―0で勝ち、甲子園初勝利を挙げた。

 専大松戸のエース深沢は右横手から140キロ台の直球と切れのある変化球をコーナーに投げ込んで11三振を奪い、6安打完封した。

 今春のセンバツでは中京大中京(愛知)を3安打に抑えながらランニング本塁打で失った2点を打線がはね返せずに初戦敗退。春の雪辱を果たし、要所を締めてチームを甲子園初勝利に導いたエースは「きょうは絶好調というわけではなかったんですが、要所でしっかり抑えられたのがよかった」と笑顔。そして「野手が先に点をとってくれたので楽に投球ができた」と言い、ピンチの場面では「絶対に点をやらないという強い気持ちで投げました。ピンチの場面こそ厳しいコースに、と考えているのでそれがきょうはできた」と声を弾ませた。相手については「明豊高校さんは下位打線までスキがなくて三振をとりにくい打者が多かったので、苦しい投球だったんですがゼロに抑えられてよかったです」と話した。

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