阪神・佐藤輝 新人最多本塁打射程圏!左打者、球団、球宴前の記録も届きそう

[ 2021年6月29日 05:30 ]

阪神・佐藤輝
Photo By スポニチ

 【Weekly Data展望】桁外れのパワーで新人というより新助っ人とも言うべき存在の佐藤輝(神)。23日中日戦で19号本塁打を放ってからは4試合足踏み中も、最終的には39号まで届く快調なペース。59年桑田武(大洋=現DeNA)と86年清原和博(西)が樹立した新人最多記録の31本塁打更新がシーズンの目標となるが、ここでは達成間近の記録に注目したい。まずは、新人左打者の本塁打数。最多は46年大下弘(セネタース=現日本ハム)の20本で、あと1本出れば75年ぶりのタイ記録になる。

 69年田淵幸一が持つ阪神の新人最多本塁打、前出の桑田が持つ、オールスター前までの新人最多本塁打も射程圏だ。ともに22本となっており、3本で並ぶ。また、甲子園での新人本塁打記録にも手が届きそう。田淵がマークした12本が最多で、佐藤輝はすでに8本。今週の阪神は、29日からが甲子園でのヤクルト3連戦、来月2日からがマツダでの広島3連戦。広島への移動前に4発の固め打ちなら、これらの記録をまとめて達成となるが、本拠地の虎党の前で大暴れを見せるか。(記録課・志賀 喜幸)

続きを表示

この記事のフォト

2021年6月29日のニュース