広島・誠也　3年連続の球宴弾誓う　球団では5年連続の山本浩二以来へ「今年も打てるよう頑張る」

＜広島＞オールターファン投票で選出されポーズをとる鈴木誠（右）と森下（球団提供）
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　開催中止となった20年を除くと、4年連続のファン投票選出。広島の鈴木誠は「ふがいない成績でも選んでもらってありがたいし、うれしく思う。去年は（球宴が）なかったので、今年はしっかり喜んでもらえるプレーをしたいです」と力を込めた。

　何をすれば喜んでもらえるか…を知っている。華々しい一発。振り返れば、18年に西武・菊池（マリナーズ）から待望の球宴1号。19年もロッテ・二木からアーチを掛け、ホームランダービーでも決勝でオリックス・吉田正を下して優勝した。

　「ホームランを打ちたい。すごい投手ばかりですが今年も打てるように頑張りたい」

　公式戦ではチームの勝利を最優先し、決して独善的なプレーを見せない主砲が、ひのき舞台で披露するフルスイング。球宴3年連続本塁打なら、広島の選手では5年連続で打った山本浩二以来だ。

　侍ジャパン内定選手も多数出場する球宴。「コロナ禍で接触することができないので、いろんなことを聞きたい」。収穫は東京五輪での金メダルに、リーグ戦再開後の逆襲に結びつけるつもりだ。（江尾　卓也）