DeNA・牧 球宴ノミネート確実、新人二塁手で選出なら球団史上初

[ 2021年5月21日 05:30 ]

ゴムチューブトレーニングする宮崎(左)と牧(撮影・島崎 忠彦)
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 球団史上初の快挙へ!DeNA・ドラフト2位の牧秀悟内野手(23)が「マイナビオールスターゲーム2021」(7月16日・メットライフドーム、17日・楽天生命パーク)の公式ファン投票用紙に、「二塁手」でノミネートされることが確実なことが20日、分かった。

 牧は今季43試合の先発出場のうち、二塁手で27試合に出場。主に6番で167打数45安打25打点8本塁打、打率・269と健闘している。チームは現在2分けを挟み5連敗中で借金16の最下位と低迷しているが、牧の活躍は希望の光。「シーズンを通してチームに貢献できる選手になりたい」と開幕直後から結果を残した。12試合終了時点で打率・431、13打点と一時リーグ2冠にも立つなど、三浦監督も「頼りになる存在」と高評価した。

 球宴ファン投票用紙に記載されるノミネート選手は、各球団ごとに選出してNPBに提出。新人ながら総合的な判断で、牧の名前が挙がった。球団の新人野手ノミネートは18年に神里が外野手、16年は戸柱が捕手で例があるが、二塁手は異例。新人の球宴出場は過去10人だが、二塁手での選出は球団史上初となる。

 今季は阪神・佐藤輝、広島・栗林、楽天・早川らのドラフト1位に加え、西武の同4位・若林ら新人選手の活躍が目立つ。高卒2年目左腕のオリックス・宮城ら、両リーグで若手が頭角を現しつつある。21年はプロ野球の新時代を予感させるフレッシュな夢舞台になりそうだ。

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