ドジャースの4番・筒香 新天地で初安打&初打点 “定位置”で逆転勝利に貢献

[ 2021年5月21日 02:30 ]

ナ・リーグ   ドジャース4―2ダイヤモンドバックス ( 2021年5月19日    ロサンゼルス )

ドジャースの筒香(AP)
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 やはり筒香には4番が似合う。レイズからドジャースにトレード移籍した筒香が本拠地ロサンゼルスでのダイヤモンドバックス戦に「4番・左翼」でスタメン出場。逆転勝利に貢献する適時打を放った。

 2点を追う4回2死二塁。フルカウントからピーコックの投じた94マイル(約151キロ)のツーシームを逆方向の左翼にはじき返し、移籍後初安打初打点とした。デーブ・ロバーツ監督は「彼のスイングやアプローチが(右腕の)ピーコックと相性がいいと思った。打線の構成もバランスが取れて厚みが出る」と説明。期待通りの一打だった。レイズ時代は9番を除く全打順で出場したが、DeNAで15年に定着後、渡米前年の19年まで定位置だった4番で躍動した。

 昨季の世界一軍団はここまでナ・リーグ西地区3位に低迷しているが、筒香が合流してから3連勝。この日先発のカーショーも「ヨシの打席は大きかった。2ストライク後にいいスイングをした。彼は私たちの戦力になるよ」と喜んだ。ド軍では打撃コーチの助言を受け「日本の時の良かった要素も取り入れながら取り組んでいる」と筒香。新天地で本来の姿を取り戻す。

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2021年5月21日のニュース