DeNA 大和が9回決勝打!ヤクルト下し連敗「5」でストップ 山崎はリリーフ“失敗”も今季3勝目

[ 2021年5月21日 20:58 ]

セ・リーグ   DeNA5―3ヤクルト ( 2021年5月21日    神宮 )

<ヤ・D>9回2死一、二塁、大和は勝ち越し2点適時二塁打を放ちガッツポーズ(撮影・村上 大輔)
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 DeNAは21日、ヤクルトを5―3で下し、連敗を「5」で止めた。3―3の同点に追いつかれた9回、2死一、二塁のチャンスに大和内野手(33)が石山泰稚投手(32)から中越え2点適時打を放ち勝負を決めた。6番手として8回に登板した山崎康晃投手(28)は1回1安打1失点ながら3勝目を手にした。

 チームは2回、1死一、三塁から牧の左前適時打で1点を先制。3回は2死二塁からオースティンが2打席連続の二塁打となる適時打で追加点。4回には宮崎の4号ソロが飛び出し、3―0とリードを奪った。

 今季3度目の先発となるロメロは、3回まで走者を出しながらも無失点で切り抜けたが4回に崩れ降板。先頭の青木を遊撃・大和の一塁への送球エラーで出塁を許すと続くサンタナに二塁打を浴び、無死二、三塁から元山の一ゴロの間に失点。1死三塁となって代打・松本友に左翼フェンス直撃の適時二塁打を打たれ1点差に迫られると、さらに四球などで1死満塁としてしまったところで降板した。

 このピンチに2番手としてマウンドに上がった三上は山田を遊飛、なおも満塁で村上を迎える場面で再び投手交代。3番手の砂田が村上を空振り三振に仕留め、辛くもリードを守った。

 しかし8回、6番手として登板した山崎が先頭のサンタナを四球で出塁させると、犠打で二塁へと送られ1死二塁から代打・塩見に中前適時打を浴び同点。それでも何とか後続は抑え、逆転は許さなかった。

 すると9回、相手“守護神”石山から3連打で勝ち越し。2死走者なしから代打・関根が中前打で出塁し、続く桑原が左前打でチャンスを広げると、この日は失策もあった大和が“汚名返上”とばかりに前進守備の頭を越す中越え2点適時打。最後は“守護神”三嶋が打者3人できっちり締め、6セーブ目を挙げた。

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