大リーグのワクチン接種率は70% 目標の85%に接近中

[ 2021年4月28日 10:32 ]

マスク着用を促すアスレチックスの球場スタッフ(AP)
Photo By AP

 大リーグのロブ・マンフレッド・コミッショナー(63)は27日、選手、コーチ、スタッフの70%が新型コロナウイルスのワクチンを少なくとも1回終えたことを明らかにした。

 この中には選手の通訳や各球団担当の番記者も含まれており、マンフレッド・コミッショナーが3月29日に「全体の85%がワクチン接種を終えれば、感染防止策を緩和する」と語っていた目標に大きく近づいた形。85%をクリアするとマスクの着用などの必要性がなくなり、従来と同じチーム活動が可能になるため、同コミッショナーは「これからも接種の必要性を訴えていく」と未接種の選手やスタッフ、関係者に対して“行動”を促していた。

 なお27日現在で米国内での接種率は43%。9月4日までには90%が少なくとも1回の接種を受けると見込まれている。

続きを表示

2021年4月28日のニュース