広島・羽月は外野でも使えるぞ! ド緊張プロ初中堅守備は合格 河田ヘッド「死にもの狂いで残って」

[ 2021年4月10日 21:48 ]

セ・リーグ   広島4-2巨人 ( 2021年4月10日    マツダ )

<広・巨(2)> 4回 2死二塁 菊池涼の右前適時打で勝ち越しの生還をする二走・羽月(捕手・炭谷)(撮影・成瀬 徹)  
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 広島・羽月隆太郎内野手(20)は、「8番・中堅」で今季初出場初先発した。プロ初となる外野での出場。初回先頭の松原の飛球をさばくなど、3度の打球処理を難なくこなした。

 「めちゃくちゃ緊張しました。内野のときよりも緊張した」

 3月中旬から外野に挑戦し始めたばかり。開幕1軍を逃すと、2軍で外野8試合に出場。二塁3試合、三塁2試合だったように、主に外野で起用されて経験を積んできた。

 打撃では6回1死で四球を選ぶと、直後の九里の打席でプロ初盗塁となる二盗に成功した。

 外野挑戦の発案者でもある河田ヘッドコーチは「2軍で非常にいいスイングをしているし、しっかり出塁できるという話で1軍に上げてた。死に物狂いで残ってもらわないといけない。2軍でも(外野で)試合に出してくれて、そこそこ守れるということで使ってみた。外野でいい返球をしている。今後また期待かな」と上々の評価を与えた。

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2021年4月10日のニュース