ため息まじり…中日・与田監督「勝たなきゃいけない内容」 10安打&相手2失策いかせず

[ 2021年4月10日 18:27 ]

セ・リーグ   中日2-2ヤクルト ( 2021年4月10日    バンテリンドーム )

<中・ヤ(1)>ヤクルトと引き分けに終わり、帽子を取り頭を下げる与田監督(左)(撮影・椎名 航)
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 勝てなかった。中日は打線が再三のチャンスをつぶし、10安打を放ちながら2点止まり。与田監督は「ヒット10本に相手のエラーが2つ。勝たなきゃいけない内容でした…」と腕組みした。

 1―2の6回無死二塁から阿部の中前適時打で同点に追いついたものの、なおも2死満塁では大島が見逃し三振。7、8回も得点圏に走者を進めたが、本塁を踏めなかった。

 お決まりとなった「あと1本」が出ない現状に指揮官は「力を付けるしかない」と野手陣の力不足を指摘。「これだけチャンスをつぶすと…。何とか点を取れるようにしないと」とレベルアップを求めた。

 特に深刻なのが京田だ。初回の第1打席こそ右前打を放ったが、5回1死三塁で空振り三振に倒れるなど、2打席目以降は3打席連続三振。8回2死一、二塁では代打・井領を送られベンチへ下がった。与田監督も「想像すると迷いがあるのかな。練習は一生懸命しているが、結果が出る取り組みをしないと」と話した。

 主砲・ビシエドの離脱により「本塁打0本打線」となり、ついに連続無本塁打が12試合まで伸びた。球団ワーストとなる1956年の13試合にいよいよリーチとなり、指揮官は「ビシエドがいなくなって、ベンチはホームランを1本も打てていない。能力を付けていかないと」と厳しく注文した。

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2021年4月10日のニュース