課題と収穫が見えたマウンド OP戦初先発の阪神・斎藤は5回3失点で「開幕1軍」決められず

[ 2021年3月10日 15:27 ]

オープン戦 阪神ー広島 ( 2021年3月10日    甲子園球場 )

<神・広>4回1死満塁、大盛に2点適時打を打たれた阪神・斎藤 (撮影・奥 調)
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 3年目の阪神・斎藤が開幕1軍に向けて、オープン戦初先発した。立ち上がりの3回を1安打無失点、4三振と上々の内容だったが、4回にピンチを招くと、一本調子の投球になってしまった。松山の左前打と四死球で1死満塁から、大盛に2点右前打。ストライクとボールがはっきりする投球だった。

 キャンプでは藤川球児SAから直接指導を受け、フォームを修正した。「捕手方向に体がまっすぐ向いていない」と、微妙なズレが制球に影響し、力も完全に伝わっていないことを指摘された。2月の紅白を含めた実戦ではいずれも中継ぎで4試合に登板し、9イニングを4安打、3失点。この日の先発は開幕1軍に向けた重要なマウンドだったが、課題を残す結果となった。

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2021年3月10日のニュース