ロッテ1位・鈴木、育成2年目の本前に続く快投 雨でも熱く今春最速148キロ

[ 2021年2月26日 05:30 ]

練習試合   ロッテ0-0ソフトバンク ( 2021年2月25日    アイビー )

<ソ・ロ>柿沼(右)と笑顔でベンチに戻る鈴木(撮影・中村 達也)
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 ロッテ・井口監督も「現段階では(ローテーションを)決められないぐらい、みんないいね」とニンマリだ。ドラフト1位の鈴木(法大)が3度目の実戦で初めて先発してソフトバンクを相手に3回を1安打無失点。前日の同戦で3回を完全投球した育成2年目の本前に続き、またも若手左腕がアピールした。

 最速153キロを誇る新人からも笑みがこぼれた。「直球の強さが良くなってきた。ソフトバンクに自分の直球をどれだけ投げ込めるかを考えた」。過去2試合は140キロ前後だった直球が、この日は最速148キロだった。

 先発6番目の枠を争う大嶺、中村稔、本前らもここまで好調を維持。開幕ローテーションを目指す鈴木は「自分は新人だし、全員と戦わないといけない。左右関係なく、誰かがいい投球をしたら、自分もいい投球をしなくてはならない」と力を込める。この日の宮崎は小雨が降った。最低気温5度だったが、半袖姿での投球はトレードマークになってきた。(横市 勇)

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