阪神・糸井が状態を上げてきた 特打でさく越え12発 同6発の後輩・佐藤輝に「貫禄勝ち」

[ 2021年2月26日 05:30 ]

ノックを終えてガッツポーズの阪神・糸井(撮影・北條 貴史)
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 最終クールに入り、阪神・糸井の調整ペースが急加速した。フルメニューをこなしたばかりか、通常の打撃回りに加えて特打にも参加。107スイングで12発を放り込み、並んで打っていた佐藤輝の115スイング中6発を圧倒した。

 「ちょっと疲れた。若手といっしょにやって後悔している(笑い)。ウソです」

 後輩にまじってフライ練習にも入り全員で約400球も捕球。「切り返しとかもできていたし、みんなといっしょのことをやろうと思って。アピール? そうですね。自分に勝ちたいですね」。昨年は膝に水がたまった悪コンディションで、わずか86試合の出場で打率.268。今春はレギュラーが確約されていない立場からスタートしている。キャンプ打ち上げ前日の28日に、開幕カードの相手のヤクルト戦(浦添)で初めて守備にも就く予定だ。

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2021年2月26日のニュース