楽天ドラ1早川、20日初実戦マウンドへ最終調整 マー君伝授のカット試投

[ 2021年2月18日 13:07 ]

キャッチボールする楽天の早川(撮影・白鳥 佳樹)
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 楽天のドラフト1位・早川隆久投手(22=早大)が18日、沖縄・金武ベースボールスタジアムでキャンプ8度目のブルペン入り。プロ初マウンドとなる20日の日本ハム戦(金武)への最終調整として直球のほかカーブ、スライダー、カットボール、スライダーなど計42球を投げ込んだ。

 「緊張します。チームメートではなく対戦相手なので…。まずはしっかりコースに投げ込むこと。変化球の精度の現状と、真っ直ぐがどれだけ通用するか試したい。自分の投球を味方に認めてもらえれば…」

 予定では国内2666日ぶりの実戦登板となる田中将大投手(32)の後に2番手で登板するが「こういう機会は一度あるかないか…。不安はあるけど、田中さんの後に続いて、自分の役割を全うするだけ」と平常心を強調した。

 この日、投球練習前に田中から右打者の懐に食い込むカットボールの握りを教わり、早速試した。「自分のカットボールに強さがなかったので、田中さんにいろいろ教わりました。今までのは沈みがちでゴロを打たせたんですが、食い込ませバットを折るようなイメージです」

 「マー君直伝カット」はまだ自分のものにはしておらず実戦での投球は先になるが、早川が最高の環境に恵まれたのは確かだ。

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2021年2月18日のニュース