日本ハム・ルーキー古川&今川、フリー打撃で“プロの洗礼” 2年目の鈴木健と対決も快音わずか

[ 2021年2月7日 05:30 ]

日本ハムの古川(撮影・高橋茂夫)
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 日本ハムのドラフト3位・古川(上武大)とドラフト6位・今川(JFE東日本)が名護キャンプ第2クール初日の6日、フリー打撃で2年目右腕・鈴木健と対戦した。プロの投手を相手にしたのはキャンプ初。古川は24球で安打性の打球1、初球が空振りだった今川は24球で安打性が2本にとどまった。

 鈴木健は変則サイド投法の上、直球にスライダーも交ぜて投球。「打撃投手」としては厳しい相手だったが、今川は「全く駄目だった」と素直に脱帽した。社会人時代、JX―ENEOS所属の鈴木健と1打席対戦し、捕飛だった。「リベンジしたかったが、ケチョンケチョンにされました」と苦笑い。古川も「変化球の曲がり方、真っすぐの切れ…そこに対応しないと生き残れない。足りないものは多いと思った」と大いに刺激を受けた。

 7日は初の実戦となる紅白戦が組まれる。古川は「チャンスは限られる。1球、1打席を大事にして、ヒットを打ちたいし、捕手としては盗塁を刺したい」と結果追求の構え。今川は「目先の結果より自分のやるべきことをやる」と宣言し、「フルスイングで、バットに当たればホームランという形で打ちたい」と言葉を続けた。(和田 裕司)

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