阪神戦力外の伊藤隼 二塁打で勝負強さアピール 12球団合同トライアウト

[ 2020年12月7日 14:23 ]

合同トライアウト2020で3打席目に巨人戦力外の田原から二塁打を放つ伊藤隼(撮影・木村 揚輔)
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 戦力外となった選手らを対象とした12球団合同トライアウトが7日、都内で行われた。阪神から戦力外となった伊藤隼太外野手(31)が、元巨人の田原から二塁打を放ち、アピールした。

 伊藤隼は、元中日の小熊から二飛、元ソフトバンクの小澤から空振り三振で迎えた3度目の打席で、元巨人の田原から右中間に落ちる二塁打。元ヤクルトの山田からは一邪飛に終わったが、4打数1安打と結果を残した。

 「肩の荷が下りました。結構、緊張しましたが、やっぱり1本でホッとしました。普段通りにやろうと思ったが、1、2打席目は地に足がつかない感じで、昼休憩でリセットした」

 伊藤隼は12年に、慶大からドラフト1位で阪神に入団。18年には自己最多となる96試合に出場し、自己最多の13打点を挙げるなど活躍したが、今季は開幕前となる3月に新型コロナウイルスに感染し出遅れ。1軍での出場はなかった。

 「僕は打ってなんぼの選手だと。(きょうまで)打ち込みをしてきました。やることはできた」と吉報を待つことになった。

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2020年12月7日のニュース