新庄剛志氏は第2打席は1度もバット振らず無念の四球 1打席目は二ゴロ 守備では一塁→三塁→二塁に入る

[ 2020年12月7日 11:18 ]

<合同トライアウト2020>2打席目、四球を選ぶ新庄氏(撮影・木村 揚輔)
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 戦力外となった選手らを対象とした12球団合同トライアウトが7日行われ、阪神や日本ハムで活躍し、メッツなど大リーグでもプレーした新庄剛志氏(48)も参加した。背番号1の日本ハム時代のユニホーム姿で登場した新庄氏は、第2打席で、阪神の高野と対戦した。

 カウント1-1からの対戦。初球、2球目とボールでカウント3ボール1ストライクの後、3球目の高めの直球もボール。1度もバットを振ることができず、残念そうな表情を浮かべた。

 高野は15年ドラフト7位でロッテに入団。19年途中にロッテから阪神にトレードで移籍した。今季は1軍登板はなかったが、通算45試合の登板の実績がある。

 1打席目は平岡(広島)の前にカウント1-1からの初球、143キロ直球をとらえたが、二ゴロに倒れたが、しっかりとスイングした。

 1打席目と2打席目の間には一塁、そして三塁、二塁の守備に入るなど、積極的に動き回った。シートノックでは、三塁のポジションに入って華麗なスローイングを披露。国内でトレーニングを積んできた軽快な動きを見せつけた。

 新庄氏は日本ハムの日本一に貢献した06年以来のNPB復帰を目指している。06年限りでの引退し、10年からインドネシアのバリ島に移住していたが、昨年11月に自身のインスタグラムで、現役復帰の意向を表明。動画で「みんな、夢はあるかい。1%の可能性があれば、必ずできる。きょうからトレーニングを始めて、もう一回、プロ野球選手になろうと思います。みんなも何か挑戦しようぜ」と語りかけた。その言葉通り、今年夏に国内に戻り、トレーニングを重ねてきていた。 

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