Honda熊本 崖っぷちから今大会初のタイブレーク制しサヨナラ 3年ぶり初戦突破

[ 2020年11月26日 13:46 ]

都市対抗野球第5日   Honda熊本6―5日本通運 ( 2020年11月26日    東京D )

<都市対抗野球 Honda熊本・日本通運>タイブレーク延長10回2死満塁、サヨナラ勝ちし、喜び合うHonda熊本ナイン(撮影・河野 光希)
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 Honda熊本がタイブレークにもつれ込む接戦を制し、逆転サヨナラ勝ちで3年ぶりに初戦を突破した。

 1死満塁の選択打順でのタイブレークとなり、表に2点を失って迎えた延長10回。2死満塁で2番・和田裕生内野手が追い込まれながら左翼へ打ち上げた打球を相手野手が見失い、ポテン安打。走者が全員生還し、サヨナラ勝ちした。和田はこの日4安打の猛打を見せた。

 和田は「思い切り振っていたら空振り三振。どうにかバットにあてればチャンスあると思っていた。やっと形として出た」と振り返った。

 「今年一番努力した選手。運も引き寄せた」と渡辺正健監督は称えた。

 福岡大大濠―専大を経て入社3年目。昨年は勝負どころで結果が出なかった。「とにかく試合に出たい。今まではホームランとか大きいのを打ちたいと思ったがいかに打率残すかを考えていた」。打撃練習でも最後の1本ではケースを想定して臨んでいたため「いつも通りで立てた」と練習の成果を大舞台で発揮した。

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2020年11月26日のニュース