ロッテ・井口監督 2年連続の屈辱「切り替えて、次の目標へ向かっていきたい」

[ 2020年10月28日 05:30 ]

パ・リーグ   ロッテ1-5ソフトバンク ( 2020年10月27日    ペイペイD )

<ソ・ロ>選手交代を告げる井口監督(撮影・長久保豊)
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 昨年は西武、そして今年はソフトバンクのリーグ優勝を目前で見せつけられた。ロッテ・井口監督は「2年連続で目の前で優勝を見ているので、我々も、選手たちも悔しい」と言った。

 5―0の9回に1点を返し、なおも2死満塁としたが、届かなかった。打線は和田の前に6回までわずか3安打。指揮官は「戦略を立ててやっているが、直球をしっかり打てない。一年通してだけど、これが打線の状態が今、上がらない理由」と現実を受け止めた。

 コロナ禍で大量の選手の入れ替えを経験するなど、優勝争いの佳境で予期せぬ劣勢を強いられた。完敗を認めた一方で、井口監督の最後まで戦う姿勢は変わらない。

 「切り替えて、次の目標へ向かっていきたい。もう一度、ホークスを倒すチャンスを得ないといけない。その準備をしっかりとやっていきたい」

 3位・西武も再び2ゲーム差と迫ってきた。CS切符をつかんで、王者にリベンジするには、勝ち続けるしかない。(横市 勇)

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