ロッテと楽天 リクエストの応酬、いずれも楽天に利 一気に4点先制

[ 2020年10月15日 18:50 ]

パ・リーグ   ロッテ―楽天 ( 2020年10月15日    ZOZOマリン )

<ロ・楽>2回無死一、二塁、銀次のバントを処理した小島は三塁へ送球するも野選となり、無死満塁のピンチとなる(撮影・西川祐介)
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 2回の楽天の攻撃中に、両チームによるリクエストの応酬があった。

 まず無死一、二塁の場面。銀次の送りバントを処理したロッテ・小島は三塁へ送球した。最初の判定はアウトだったが、走者のロメロがベンチにアピール。三木監督がリクエストを要求した。

 長いリプレー検証の結果、判定はセーフに。楽天は無死満塁とチャンスを広げた。

 続くプレーでは今度はロッテがリクエスト。和田は右翼への浅い飛球で、右翼手のマーティンは本塁へノーバウンド返球。ここで二塁走者の田中和が飛び出しており、捕手の田村からベースカバーに入った西巻に転送。タッチプレーはセーフと判定された。

 これに対して井口監督はリプレー検証を要求。今度も長い検証となったが、判定は変わらずそのままセーフ。

 2度のリクエストは、結果的にいずれも楽天側を利する形に。そして2死後、楽天は小深田、鈴木大の連続適時打で一気に4点を先制した。

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2020年10月15日のニュース