日本ハム・近藤 自力V消滅阻止弾!プロ野球記録の落合超えも狙える驚異の出塁率.486

[ 2020年9月15日 05:30 ]

パ・リーグ   日本ハム2―1楽天 ( 2020年9月14日    楽天生命 )

<楽・日>4回1死、ソロ本塁打を放つ日本ハム・近藤(撮影・白鳥 佳樹)
Photo By スポニチ

 負ければ自力優勝が消滅する危機を日本ハム・近藤のバットが救った。「感触は良かったけど左飛かなと思った。僕がびっくりしたので、投手はもっとびっくりしたんじゃないか」。自身も驚く一発は4回だった。

 左腕・塩見の外に逃げるスライダーに対し、体勢を崩されることなく、力強く踏み込んだ。打球は右翼から左翼方向へ吹く風にも乗り左翼席最前列へ。8月7日以来の一発は先制3号ソロとなった。

 7回に右前打、8回は申告敬遠で出塁。昨季・422で最高出塁率のタイトルに輝き、今季も出塁率は両リーグ断トツの・486となった。86年に落合(ロ)が記録したプロ野球記録の・487の更新も可能だ。

 金子野手総合コーチが「バットを振らなくてもフルカウントまで持っていける」と評する選球眼。ボールゾーンのスイング率は16・5%。10%台はパでは同僚の西川(16・0%)と2人だけだ。
 近藤が本塁打を放った試合は今季3戦全勝。きょう15日からソフトバンク、ロッテと続く本拠6連戦へ「上位チームを倒していきたい」と力を込めた。(東尾 洋樹)

続きを表示

2020年9月15日のニュース