阪神・大山 12球団最多の7月8本目 自己最多18年9月の9本更新する勢い

[ 2020年7月27日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神9-3中日 ( 2020年7月26日    ナゴヤD )

<中・神(9)>9回無死二塁、大山は左越えに2ランを放つ(撮影・坂田 高浩)
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 文字どおりに、すくい上げたというスイングだった。阪神・大山が7―3の9回無死二塁で、2ボールからの左腕・橋本の内角低め147キロ速球を大きな弧を描く軌道で左翼席へ8号2ラン。それまでの4打席に凡退してチームの逆転劇に乗り遅れていたが、最後に一発ぶちかましてみせた。

 「一番大切な打席で打つことができずに、みんなにカバーしてもらっていたので1点でも多く取る気持ちで打ちました。一発で仕留めることができてよかったです」

 2―3の8回無死一、二塁で三ゴロ併殺に倒れた。一瞬にして2死二塁と好機がしぼみかけていたが福留や梅野の適時打で5得点逆転。4番打者として大きな責任を感じていただけに、うれしさよりも先に凡打した前の打席を悔やんでいた。

 4日の広島戦で今季1号を放ってから7月だけで8本目。月間本塁打は並んでいたビシエドを抜いて単独トップに立った。18年9月の9本という自身最多を更新する勢いで、このままチームの進撃に貢献していく。

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2020年7月27日のニュース