大谷、2度目実戦登板で手応え「前回より良かった」 球威で押し込む場面も 

[ 2020年7月14日 10:40 ]

登板後にオンライン会見に応じた大谷

 エンゼルスの大谷翔平投手(26)が13日(日本時間14日)、本拠地エンゼルスタジアムで行われた特別ルールの紅白戦に先発し、3回1/3を投げ2安打1失点、1奪三振、4四球、1死球だった。打者15人に対し、計64球。

 登板後、オンライン会見に望み「前回よりはもちろん良かったですし、クイックも含めてフィールディングも含めて、そういうのもできたので。球数も投げましたし、良かったかなと思います」と手応えを語った。

 主力組の先発として今キャンプ2度目の実戦マウンドに上がり、初回は空振り三振、三ゴロ、一ゴロ。2回は三ゴロ、遊ゴロ、死球、四球、右飛。3回は四球、一ゴロ、二直。4回は先頭打者に四球を与え、若手有望株アデルに左翼線二塁打、ロハスに右前適時打を浴び、続く打者に四球を与え降板した。7日の前回登板で打者10人に50球を投じ、7四球と制球に苦しんだが、この日は際どいコースのボールや球威で押し込む場面が目立つなど順調な調整ぶりをアピールした。

 大谷は「普通の先発で、投げていた時の感覚をいまいち覚えていないというか、けっこう前なので。なかなかどのくらいというのは難しいんですけど、自分なりの普通の先発の時の感じで投げていたかなともちろん思います」と振り返り、投球内容については「直球もまずまずだったのかなと思うんですけど、やっぱり決めにいったときの変化球が抜けたりしていたので、そこがあとは決まっていければもっともっと三振も取れますし。全体的にもっとまとまりがいいんじゃないかなと思います」と語った。

 前回登板後は腰の張りを訴え、軽めの調整を続けていたが「この間はけっこう張っていたんですけど。今日の感じは良かったですし、投げたら投げただけ久々の張りもくるのかなってあると思うので。強度が上がればそういうのも来るのかなと思います」と問題がないことを強調した。

続きを表示

この記事のフォト

2020年7月14日のニュース