ソフトB・高橋礼＆バンデン　ともに4回3安打零封　開幕ローテ入りへ工藤監督「まだ分からない」

練習試合   ソフトバンク2―0オリックス （ 2020年6月9日    ペイペイドーム ）

＜練習試合　ソ・オ＞ソフトバンク先発の高橋礼（撮影・中村達也）
Photo By スポニチ

　先発したソフトバンク・高橋礼は4回3安打4奪三振無失点。立ち上がりは制球に苦しんだが、3回1死二塁ではT―岡田、吉田正を2者連続で見逃し三振に仕留めた。それでも「結果は0だったけど、自分の中で納得する内容にはならなかった。これが今の自分の実力」と振り返った。

　開幕ローテーション入りへ向け、工藤監督は「まだ分からない。ケガ明けでもあるので、徐々に（球数を）増やせるように。コーチとも話して考えていく」と開幕にはこだわらず、慎重に調整させる構えも示唆した。

　一方で、6回から3番手で登板したバンデンハークが、4回3安打無失点の好投を見せた。直球は常時150キロを超え、球威でねじ伏せる投球に「内容も結果も納得のいく投球ができました。コントロール、切れなど総合的に見ても前回より良かった」と手応えを口にした。開幕ローテーション入りが有力な右腕は「もっといい状態にしていきたい」と引き締めた。