ヤンキース・キャッシュマンGM、7月の無観客開幕「私は楽観視している」

[ 2020年5月15日 05:31 ]

ヤンキースのブライアン・キャッシュマンGM
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 ヤンキースのブライアン・キャッシュマンGM(52)が14日(日本時間15日)、コネチカット州フェアフィールド郡の新型コロナウイルス感染拡大に対するチャリティー活動の一環として、コネチカット州の自宅からビデオ会見を行った。同日、複数の米メディアが報じた。大リーグ機構(MLB)が7月4日の独立記念日前後に無観客で開幕を目指していることに関し、キャッシュマンGMは「何も保証はできないが、私は楽観視している」と述べた。

 MLBが選手会に無観客開幕の開催案を提出したが、総収入を球団と選手で折半する案が盛り込まれたことについて、レッズの先発右腕バウアー、レイズの18年サイ・ヤング賞左腕スネルといった選手たちから反対意見が相次いでいる。これらの反発が6月中旬のキャンプ再開、7月の開幕の障害になるという見方も出てきたが、キャッシュマンGMは「多くのハードルが残っているのは明らかだが、選手会、コミッショナー、チームは誠実で率直な話し合いと交渉を行なっている。意思あるところに道は開けると楽観的に考えている」ときっぱり。「(世界的なコロナ禍で)レストランがテークアウトをしなければならないように、誰もが適応の術を見つけなければいけない。我々のリーダーたちも方法を見つけてくれると信じている」と続け、選手会、MLBへの信頼を強調した。

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2020年5月15日のニュース