NPB井原事務局長 抗体検査などの導入「先生方に相談しながら検討」

[ 2020年5月15日 05:30 ]

 日本野球機構(NPB)の井原敦事務局長が新型コロナウイルスの感染の有無を調べる抗体検査や抗原検査の球界への導入について「まだ具体的ではないが先生方に相談しながら検討は始めてます」と語った。

 11日のJリーグとの対策連絡会議では全選手個別にPCR検査を行うのは現実的ではなく、10人などグループで検体を採取する形や、抗体検査や、抗原検査などが言及された。日本相撲協会は希望者全員に抗体検査を行うことを発表している。

 プロ野球は最短6月19日を目標に同月中の開幕を目指している。感染状況を見極め、22日にも開幕日を決める方針。14日には39県で緊急事態宣言が解除されたが、井原事務局長は「全体の流れとしては大変良いことだとは思うが、準備はそれとはまた別にしっかりしていかなければ」と警戒を緩めなかった。

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2020年5月15日のニュース