広島、21日にも全体練習再開 17日から3勤1休に変更 月末に紅白戦実施へ

[ 2020年5月15日 05:30 ]

広島の佐々岡監督
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 広島は、マツダスタジアムで行う「1勤1休」での分離練習を、17日から「3勤1休」に変更する。14日に広島県内の緊急事態宣言が解除されたため、佐々岡監督らが本拠内で協議。21日には、4月7日以来となる全体練習を再開する見通しとなった。

 4月8日から午前と午後の2班に分けた時差分離練習を開始。同19日以降は、3勤1休から1勤1休に変更し、投手、野手の接触を禁止する4班体制に対策を強化して自主練習を継続してきた。3勤1休が再開される17日からは、練習時間を午前と午後に分ける2班制を再導入。投手と野手の合同練習が再開され、シート打撃などの実戦形式が可能となる。佐々岡監督は「投手と対打者の練習ができればと思う。(紅白戦は)月末にできればいい」と明かした。

 実戦練習を前に、指揮官は「いつも言っているように、2軍の選手も含めてみんなで競争意識を持つことは変わらない」と競争の再開を予告した。先発入りに内定しているのは、大瀬良、K・ジョンソン、森下のみで、守護神も未定。横山投手コーチは「1軍メンバーは決まっていない。外国人も結果、内容を見て絞り込んでいく」と先を見据える。

 14日の分離練習では、森下がマツダスタジアムのブルペンで90球を投げ込んだ。「やっと始まるな…という雰囲気が出てきた。準備はしてきたので、あとは対打者にしっかり向かっていけるかだと思います」。6月下旬の開幕を見据えて、実戦モードに切り替わる。(河合 洋介)

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2020年5月15日のニュース