楽天・石井GM 野村氏は「親のような存在」 克則コーチと戦う一年「見守って」

[ 2020年2月12日 05:30 ]

野村克也氏死去

野村克也との思い出を語る楽天・石井GM(撮影・久冨木 修)
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 現役時代にヤクルトのエースとして活躍した楽天・石井一久GMも、恩師をしのんだ。夕方に都内の野村氏の自宅へ弔問。最後に会ったのは評論家時代の18年で、約2年ぶりの再会が無言の対面となり「いろいろご迷惑をおかけしました、という話をさせてもらった。いい顔をされていました」と話した。

 92年にドラフト1位で入団した時の監督で、同年日本シリーズではシーズン0勝ながら先発に抜てきされた。2年目には試合後に監督室に呼ばれて厳しく叱責(しっせき)されたこともあったという。「親のような存在だった。僕の全ての始まりが野村監督で、感謝しかないです」。現在は野村氏が率いた楽天のGMという立場となり「同じ年の(野村)克則コーチと一緒に戦う大事なシーズンになる。見守っていてほしい」と話した。 (重光 晋太郎)

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2020年2月12日のニュース