スポニチ評論家陣も野村氏偲ぶ…西武時代にバッテリー　森繁和氏「一生の思い出」

野村克也氏死去

森繁和氏
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　▼東尾修氏（スポニチ本紙評論家）79、80年と西武での2年間、一緒にプレーをさせていただいた。79年の米フロリダ州でのキャンプでは野球談議に花を咲かせた。「真っすぐの使い方こそ難しいんだ。どのタイミングで見せて、勝負するか」など配球についても教えてもらった。西武の監督として、97年に野村さんの率いるヤクルトと日本シリーズと対戦したことも忘れられない。

　▼森繁和氏（スポニチ本紙評論家）79年に西武に入団した1年目、野村さんもロッテから移籍してきた。素晴らしい捕手とバッテリーを組ませていただいたのは一生の思い出。いろいろ教わり、一つ一つがためになる話だった。新人だった米フロリダ州での春季キャンプで投球を受けてもらい、私のカーブを「面白いな。うまく使えよ」と言っていただいたのも覚えている。

　▼鈴木啓示氏（スポニチ本紙評論家）昨年、甲子園で会ったときに“元気でおってや”と言ったんですけどね。野村さんを抑えれば南海に勝てると思ってやっていた。でも、よく打たれました。打たれて、腹が立って、成長できた。

　▼槙原寛己氏（スポニチ本紙評論家）驚きました。TBS系列の番組でご一緒させていただくことも多かった。車いすでやって来ても、本番に入るとスイッチが入っていた。現役時代は、野村さんが監督のヤクルト戦は凄く意識した。配球とかを見抜かれているのでは、と疑心暗鬼になった。