東北福祉大・津森 自らの失策でサヨナラ負けもプロでは東海大・海野と1年目から活躍だ!

[ 2019年11月16日 21:47 ]

明治神宮野球大会 第2日 大学の部・1回戦   東海大9―8東北福祉大 ( 2019年11月16日    神宮 )

東海大にサヨナラ負けし、肩を落とす東北福祉大・津森(中央)
Photo By 共同

 ソフトバンクからドラフト3位指名された東北福祉大・津森宥紀投手(和歌山東高)が悪夢の結末に天を仰いだ。同点の9回、内野陣の3失策から2死満塁となり、最後は投ゴロを悪送球し、サヨナラ負け。「悔しい。エラーが続いて自分で何とかしたかったけど…。これで大学野球は終わり。こんなものじゃないのに」。試合後もベンチから動けなかった。

 それでも7回から登板すると、最速144キロの浮き上がる直球を武器に、4者連続三振、無安打と実力は見せつけた。

 敗戦のショックから落ち着きを取り戻すと、新天地に思いをはせた。来季からソフトバンクでバッテリーを組む東海大・海野隆司(関西高)には「1年目から2人でやれるように頑張りたい」ときっぱり。侍ジャパンの一員としてフル回転している甲斐野は昨年大学ジャパンの一員として戦った。「(ソフトバンクでは)できれば甲斐野さんの前で投げたい」とあこがれの先輩に続く1軍マウンドを夢見ていた。

続きを表示

2019年11月16日のニュース