侍J、ファイナル前哨戦打ち勝った!6点リードから岸6失点で乱打戦…宿敵・韓国戦を制す

[ 2019年11月16日 22:40 ]

第2回WBSCプレミア12スーパーラウンド最終戦   日本10―8韓国 ( 2019年11月16日    東京D )

<プレミア12 日本・韓国>韓国に勝利しハイタッチをかわす稲葉監督ら侍ジャパン (撮影・白鳥 佳樹)
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 野球世界一を決める国際大会「プレミア12」に出場中の日本代表「侍ジャパン」は16日、スーパーラウンド最終戦(東京D)で17日の決勝戦でも対決する韓国と対戦。激しい点の取り合いとなった1戦に10―8で打ち勝ち、ファイナル前哨戦をものにした。

 日本は1―1で迎えた3回に主砲・鈴木(広島)の勝ち越し打など松田宣(ソフトバンク)の押し出し四球を挟んで6連打と見事に打線がつながって一挙6点を挙げるも、先発投手の岸(楽天)が直後の4回、打者9人に6長短打を浴びて一挙5点を失い、一気に乱打戦の様相を呈した。

 その後、互いに点を取り合って9―8で迎えた7回。日本は外崎(西武)、山田哲(ヤクルト)、丸(巨人)が四球で歩いた1死満塁から近藤(日本ハム)の押し出し死球で貴重な追加点を入れ、10―8と2点リード。8回にマウンドに上がった5番手の大竹(巨人)が3人でピシャリと抑えると、最終回は決勝戦に備えて守護神・山崎(DeNA)は温存し、田口(巨人)が無失点に抑えて逃げ切った。

 4年前の第1回大会では準決勝で韓国に敗れて3位に終わった侍ジャパン。前哨戦に打ち勝った勢いをもって17日の再戦で初の頂点を目指す。

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