西武、パ打撃タイトル総なめへ 5選手で5部門獲得ならプロ野球史上初

[ 2019年9月26日 22:55 ]

パ・リーグ   西武1―7楽天 ( 2019年9月26日    楽天生命パーク )

西武・山川
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 西武が誇る「獅子おどし打線」が、パ・リーグの打撃タイトル総なめとなる公算が高くなった。

 この日でチームはレギュラーシーズンの全日程が終了。首位打者を狙う森はリーグトップの打率・329で、2位の吉田正(オリックス)に5厘差をつけている。オリックスは残り3試合だが、逆転ならなければ初のタイトル獲得となる。

 本塁打王は山川が43本でトップ。2位のデスパイネ(ソフトバンク)に7本の大差を付けており、残り2試合での逆転は難しく、こちらも2年連続での戴冠が確実だ。

 打点王は123打点の中村で確定。100打点オーバーは山川、森と西武の3選手しかおらず、こちらは4年ぶり4年ぶりの獲得となる。

 最多安打は179安打の秋山。2位・吉田正とは14本差で、3年連続4度目のタイトル獲得が濃厚となっている。

 最後は盗塁王。金子侑はリーグトップの41盗塁で、2位の源田、福田(オリックス)に11差。3年ぶり2度目のタイトルは目前となっている。

 3冠王など1人で3部門を獲得するケースはあったが、5選手が5部門でタイトル獲得となればプロ野球史上初の快挙。連覇の原動力となった獅子おどし打線の面目躍如といえる。

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2019年9月26日のニュース