阪神・横田 涙が出た鳥谷の言葉「神様いるんやな」 引退セレモニーに主力も駆けつける

[ 2019年9月26日 22:07 ]

<ウエスタン 神・ソ>花束を受け取り涙する横田 (撮影・亀井 直樹)
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 阪神・横田慎太郎外野手(24)が26日のウエスタン・リーグのソフトバンク戦(鳴尾浜)で引退試合を行った。8回2死からセンターの守備に就くと、補殺も記録した。

 以下はテレビ会見での一問一答。

 ――引退会見が終わって、引退試合が行われることが決まってからどういうような心境で挑んだか
 「監督の方から試合に出してという話もされたんで。本当に約3年ぶりに試合に出させてもらって。緊張したんですけど、最後ああいうバックホーム投げれて。練習でもあんなボールいったことないんですけど。本当に…神様がみてくれたんだと思います」

 ――ボールが飛んできたときは正直これは刺せるという思いはあったか
 「打球も全然見えなくて、いつもだったら下がっちゃうんですけど。一歩前に出れたのでこれまで自分を信じて練習をやってきて本当に良かったなと思っています」

 ――練習でのセンターの景色と試合でのセンターの景色は違ったか
 「全然違いましたし、ものすごく緊張しました」

 ――2016年以来3年ぶりの実戦だった
 「センターから見る景色がすごくきれいでしたし、本当にここまで野球やってきて良かったなと思いましたし、諦めずに良かったなと思いました」

 ――思い入れのある鳴尾浜球場で引退試合できた
 「たくさんの方に助けられてやってこれましたので。きょう刺したのもみなさんのおかげなので、みなさんには感謝しかありません」

 ――一人一人のファンに挨拶。どんな会話をしたか
 「一番多かったのは今まで感動をありがとうと言われました。みんなに泣きながら言ってもらえたので嬉しかったです」

 ――ファンの声援は横田にとって
 「ファンの方の声援というのは僕が苦しい思いというか色々悩んでいるときも、一歩前に出ないときもファンの方の声援のおかげで前に前に進めたので本当に感謝の気持ちでいっぱいです」

 ――セレモニーには両親も。両親への思いは
 「両親には一番今まで助けてもらいましたし、自分の一番弱い姿も知っていると思うので、こうやって来てくれて、グラウンドで守備だけですが見せれて本当に良かったと思いますし本当に感謝の気持ちで一杯です」

 ――セレモニーには1軍の選手も駆けつけたが来ることは知っていたか?
 「全く知らなくて。ベテランの福留さんや鳥谷さんも来てくださって。鳥谷さんに最後“神様はほんまにいるんやな”と言われて涙が出ました」

 ――同期入団の梅野から花束を受け取った。どういう会話を
 「今までお疲れさんと言われました」

 ――矢野監督が花束を渡される際には監督も涙も見せていたが
 「これからも選手の参考にさせてもらうと言われました」

 ――ファンにメッセージ
 「6年間本当に。最後の3年間は全く試合にも出れませんでしたが、たくさんのファンの方に今まで支えられて今があるので本当に感謝の気持ちで一杯です、ありがとうございます」

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