横浜高野球部 指導者の暴言・暴力発覚 当面の活動自粛

[ 2019年9月26日 16:58 ]

 甲子園春夏通じて5回の優勝を誇る高校野球の名門・横浜で、部員が指導者の暴言・暴力行為を告発した問題で、野球部が当面の部活動を自粛することになった。

 三原馨校長代理は「今朝の報道で事態を把握した。まずは事実確認をしなければならない」とし、金子雅部長や平田徹監督に事情聴取した。部員にも聞き取り調査を行い、事態の解明を急ぎたい構えだ。同校は今夏秋と神奈川県大会8強で敗れ、来春センバツが絶望的となっていた。

 また、選手らの安全確保や「グラウンド近隣の方にも迷惑がかかってしまう恐れがある」など混乱防止のため当面の間、練習を自粛するとした。

 部員からは部長や監督の様子を心配していたり、今後の活動がどうなるのかという声も挙がっていたという。 一方で、現在の指導体制となった15年秋以降のOBからは告発した部員の姿勢を問題視する声も挙がっており、混乱はしばらく続きそうだ。

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2019年9月26日のニュース