巨人・古川、3回5K完全救援でCS秘密兵器に浮上 原監督「うちにはいないタイプ」

[ 2019年9月24日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人9―5ヤクルト ( 2019年9月23日    神宮 )

<ヤ・巨>移籍後初勝利の古川はウイニングボールを手に笑顔(撮影・島崎忠彦)
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 巨人・古川が2番手で3回完全とCSへ猛アピールした。先発・今村が4回5失点だったのと対照的に、最速151キロの直球を武器に5奪三振。移籍後初勝利を挙げ「声援がボールに乗ってくれた。ジャイアンツの一員として認めてもらいたいという気持ちで投げた」と笑顔だ。CSでの先発の可能性について原監督は「十分ありえると思います。生きのいい、うちにはいないタイプ」と評価した。

 保育園の時、地元・佐賀県のケーブルテレビのインタビューで「松井秀喜さんが好き。ホームランを打ってプロ野球選手になりたい」と答えた。7月24日のヤクルト戦の移籍後初登板で1回4失点KO。21日にチームはリーグ優勝を決め、胴上げに参加したが「何もできていなかったので悔しい」。その無念を晴らし、憧れのレジェンドと同じユニホームで躍動した。

 今季は移籍前の楽天でも5月22日の日本ハム戦で勝ち、これで両リーグ勝利。「言われたところで自分の仕事ができるように調整していく」。CSへ秘密兵器となりそうだ。(岡村 幸治)

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