巨人が5年ぶりリーグV!平成元年に続き「令和元年」も優勝!直接対決DeNAに逆転勝ち

[ 2019年9月21日 20:45 ]

セ・リーグ   巨人3―2DeNA ( 2019年9月21日    横浜 )

<D・巨>リーグ優勝を決め、胴上げされる原監督(撮影・木村 揚輔)
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 マジック2で迎えた巨人が21日、2位DeNAとの直接対決に3―2で逆転勝ちし、2014年以来5年ぶり37度目のリーグ制覇を果たした。9回2死から小林の適時打で同点に追いつく執念を見せ、10回に増田大の中前打で勝ち越した。巨人は「平成元年」に続き「令和元年」も節目の優勝を飾った。

 大一番のマウンドでドラフト6位右腕・戸郷翔征(19)がプロ初登板初先発。原監督に抜てきされたルーキーは3回、乙坂に先制2ランを浴びたが、2回、4回を3者凡退に抑えるなど、4回2/3を投げ4安打4奪三振2失点と力投した。

 打線は先発・上茶谷を攻めあぐねていたが、7回に岡本が二塁打、大城が四球でつなぐ。1死一、三塁から2番手エスコバーのパスボールで三塁走者の岡本が生還、1点差に。

 迎えた9回。2死から守護神・山崎を攻略。重信、若林が2者連続四球で出塁すると、続く途中出場の小林が右前適時打を放ち土壇場で追いついた。

 そして10回2死一、三塁の場面で増田大が中前適時打を放ち、ついに勝ち越し。最後はデラロサが締めてDeNAに逆転勝ちした。

 ▼平成元年(1989年)の巨人リーグ優勝 4月8日に巨人・原辰徳がヤクルトとの開幕戦(東京ドーム)で「平成1号」を放ち幕開け。2度目の監督就任した藤田元司監督の1年目で、10月6日に大洋に5-0で勝利しリーグ制覇した。チームは84勝44敗2分けで2位広島とは9ゲーム差をつけた。

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