ヤクルト・館山 現役最後の登板で二ゴロ締め!未来のエース候補へマウンド譲る

[ 2019年9月21日 18:26 ]

セ・リーグ   ヤクルトー中日 ( 2019年9月21日    神宮 )

<ヤ・中>引退登板を終えた館山(右)はファンの声援に帽子を取って応える。手前は小川監督(撮影・村上 大輔)
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 ヤクルトの館山昌平投手(38)が21日、中日戦で先発登板。現役最後のマウンドを終えた館山は、ヤクルトの未来を担うエース候補、ドラフト1位・清水昇投手(22)にマウンドを譲った。

 1回の表、中日の攻撃。打席に立つのは1番・大島。マウンド上の館山が投じた初球はボールに。その後、2球ストライクの後の4球目を大島がひっかけ、二ゴロに打ち取った。館山はそのままマウンドを降り、2番手の清水へとバトンタッチした。

 館山は計9度の手術を乗り越え、先発、中継ぎ、抑えを問わずフル回転。17年間に渡ってチームを支え続けてきた大投手の引退に、両軍のファンから惜しみない拍手が贈られた。

 ◆館山 昌平(たてやま・しょうへい)1981年(昭56)3月17日生まれ、神奈川県出身の38歳。日大藤沢から日大を経て、02年ドラフト3巡目でヤクルト入団。1年目から先発ローテに定着し、08年から5年連続2桁勝利。08年に最優秀勝率、09年は16勝を挙げ、最多勝に輝いた。3度のトミー・ジョン手術など、計9度の手術を敢行。15年にカムバック賞も、今季は6月12日の楽天戦の1試合登板のみ。1メートル81、98キロ。右投げ右打ち。

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