履正社 井上、甲子園初アーチ!高校通算47本目は技ありの一発

[ 2019年8月7日 10:05 ]

第101回全国高校野球選手権大会 第2日1回戦   霞ケ浦―履正社 ( 2019年8月7日    甲子園 )

<霞ケ浦・履正社>初回2死、ソロ本塁打を放つ履正社・井上(撮影・木村 揚輔)
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 履正社の4番井上のバットから快音が飛び出した。初回、桃谷の先頭打者アーチで先制すると、井上も続いた。2死後、鈴木寛の131キロスライダーを左翼ポール際に運んだ。ストレートを待ちながら、変化球に体の回転で対応。技ありの一撃だった。

 「鈴木くんは好投手なので、力負けしないようにしたい。甘いボールをしっかりとらえることが出来れば」

 試合前の話通りの打席だった。初球は146キロ、2球目141キロと続いたあとの変化球。1メートル87、94キロの恵まれた体を生かしたバッティングで、甲子園初アーチ。高校通算47本目は井上にとっても忘れがたい一発となった。しかも、大阪予選から4戦連発。好調のまま、甲子園に乗り込んだ。

 3回には野上の2ランも飛び出し、MAX148キロとプロ注目の鈴木寛を64球でKO。4点差と追い上げられた8回には井上がダメ押しとなる10点目を中前打で決めた。

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