【奈良】智弁学園 記録ずくめの3年ぶり19度目V 坂下今大会5発、チームも12本塁打

[ 2019年7月29日 16:12 ]

第101回全国高校野球選手権 奈良大会決勝   智弁学園12―5高田商 ( 2019年7月29日    佐藤薬品 )

<奈良大会 智弁学園・高田商> 奈良大会優勝を決めた智弁学園の選手たち (撮影・後藤 大輝)  
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 智弁学園が15安打12得点の猛攻で高田商を圧倒。記録ずくめの快勝で3年ぶり19度目の夏の甲子園出場を決めた。

 初回に1番・塚本大夢外野手(3年)が左越えへ先頭打者本塁打を放ち、いきなり先制。この本塁打が今大会チーム通算11本塁打となり、これまでの奈良大会チーム最多本塁打記録(10本)を更新する一打となった。これで勢いに乗った智弁学園打線は、初回さらに2点を加えると、2回には3番・坂下翔真内野手(3年)の今大会通算5本目となる左越え2ラン本塁打などでで一挙4点を加えた。その後も7回に3点を挙げるなど終始高田商を攻め続けた。

 坂下の大会個人通算5本塁打は歴代最多。これまでの最多記録は、智弁学園の現監督を務める小坂将商氏などが持つ4本だった。主将としてもチームを引っ張る坂下が、指揮官の目の前で記録を更新し、3年ぶりとなる夏の聖地への切符をたぐり寄せた。

 高田商は9回に3点を返す粘りをみせたが、及ばず。56年ぶりの夏の甲子園出場とはならなかった。

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