【福島】“絶対王者”聖光学院、戦後最長更新13連覇 須藤5安打完封

[ 2019年7月29日 05:30 ]

第101回全国高校野球選手権 福島大会決勝   聖光学院2―0日大東北 ( 2019年7月28日    いわきグリーン )

<聖光学院・日大東北>9回を完封し、手を広げて喜ぶ須藤(左)
Photo By スポニチ

 聖光学院(福島)のエース須藤が27日の準決勝に続いて5安打完封し、同校が持つ戦後の最長連覇記録を更新する13連覇を果たした。スライダーを駆使した丁寧な投球で相手打線を封じて初回の2点を死守した。斎藤智也監督は「投手陣が弱いと言われる中でよく我慢した。負けが前提で試合をやったことが結果につながった」と称えた。

 福島では絶対王者の聖光学院だが、今チームは春の公式戦で2度の黒星を喫した。県北支部予選の決勝で福島商に敗れると、県大会では東日本国際大昌平に敗れて2回戦敗退。春の県大会後は2週間を丸々ミーティングに費やし、立て直した結果が実った。必死に伝統をつないだ清水主将は「負けなかったら、優勝はなかった」とすがすがしい表情だった。(秋元 萌佳)

続きを表示

2019年7月29日のニュース