【奈良】智弁学園 大会記録更新の“メモリアル弾”で主導権奪う

[ 2019年7月29日 13:39 ]

第101回全国高校野球選手権 奈良大会決勝   智弁学園―高田商 ( 2019年7月29日    佐藤薬品スタジアム )

 智弁学園が初回から“メモリアル弾”でいきなり先制点を奪った。

 初回、先頭の塚本大夢内野手(3年)がフルカウントから、高田商エース・岩井の変化球を強振。きれいな放物線を描いた打球は左翼スタンドに到達した。初回先頭打者本塁打で幸先よく先制。この本塁打がチーム今大会通算11本目。2011年の智弁学園、2014年の天理の10本を抜き、奈良大会のチーム通算本塁打記録を更新した。

 記念の一発で勢いづいた智弁学園打線は、さらに2死満塁から7番・田中晴輝内野手(2年)が左翼への2点適時打を放ちこの回3点を先制。3年ぶり19度目の夏の甲子園に向けてこれ以上ないスタートをきった。

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2019年7月29日のニュース