ロッテ 田村V3ランで3連勝!井口監督助言“八重樫風の構え”で「感覚戻ってきた」

[ 2019年4月29日 16:52 ]

パ・リーグ   楽天2―4ロッテ ( 2019年4月29日    楽天生命パーク )

<楽・ロ>2回1死一、二塁、3ランを放つ田村 (撮影・白鳥 佳樹)
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 ロッテ・田村の2018年8月22日の西武戦(ZOZOマリン)以来250日ぶりとなる1号3ランが、決勝弾になった。

 楽天・近藤の137キロ直球を左翼席へ。「しっかり振り抜けました。会心です。仙台で初めてのホームラン。監督のアドバイスのおかげでいい感覚が戻ってきたので、続けていきたいです」と田村は手応えを語る。

 その指導とは「八重樫風」の修正法だった。26日の練習日、マシン打撃に取り組む田村に近づいた井口監督が、足下にななめにバットを置いて、投手側に正対して構えるようにさせた。「打撃ポイントが前だったので、も少し、近くになるようにですね。もっと打てる打者なんでね」と指揮官。ヤクルトで活躍した八重樫幸雄氏(67)の現役時代をほうふつとさせる体を開いた構えで練習し、ポイントをつかんだ。

 チームにとって「平成最後の一発」は種市のプロ初勝利を大きく、後押し。種市と田村はそれぞれ、高校時代は八戸工大一と八戸学院光星で活躍した「八戸バッテリー」。捕手としても20歳の右腕を巧みにリードし、チームを3連勝へと導いた。

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