早実 清宮弟・福太郎は春季大会登録せず 和泉監督「1年生は横一線からスタート」

[ 2019年4月4日 17:57 ]

春季高校野球都大会2回戦   早実13―2佼成学園 ( 2019年4月4日    神宮第二 )

<早実・佼成学園>スタンドで応援する清宮福太郎(撮影・島崎忠彦)
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 早実が8回表に一挙7点を挙げ大差でコールド勝ち、3回戦に進出した。三塁側スタンドには今年中等部から進学する清宮(日本ハム)の弟・福太郎が他の1年生と学生服で応援。先輩たちのプレーを見守った。

 春の大会のベンチ登録は20人。チームは18人を登録し2人分空きがある。入学式が終わるまでは1年生は登録できないが、兄・幸太郎は入学式後即登録されレギュラーとして活躍した。6日に行われる入学式後、福太郎も登録の可能性はあったが和泉実監督は「2人分空けて練習を見てからと思ったけど、今年の1年生は横一線からスタートさせます。春の大会はこの18人でやります」とベンチ入りを否定した。

 スタンドには昨年までヤマハラグビー部の監督を務めた克幸氏も観戦に訪れ「きょうは(気温が)寒かったね。また応援に来ますよ」と快勝に笑顔で球場を後にした。

 「(福太郎には)まだどこを守るかも分からないし、本人の希望もあるだろう。これからですよ」と和泉監督。そして「兄は入学前から9人(レギュラー)の1人と考えていたからね」と入学前から怪物と言われ1年生で甲子園を沸かせた幸太郎について事情を説明した。

 投手、内野手もこなすという福太郎。兄より“イケメン”との声もあり、夏に向けて清宮の第二幕が始まろうとしている。

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