東邦・石川「令和」元年ドラフト注目の的 スカウトは「打者」評価

[ 2019年4月4日 05:30 ]

第91回選抜高校野球大会決勝   東邦6―0習志野 ( 2019年4月3日    甲子園 )

<東邦・習志野>5回2死二塁、この日2本目となる2点本塁打を放ち、ガッツポーズの石川(撮影・北條 貴史) 
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 投打二刀流で貢献した東邦・石川だがプロのスカウトからは打者として評価する声が相次ぐ。阪神の筒井和也スカウトは「打撃の非凡さは元々あるが、センターから右方向へあれだけ本塁打を打てる選手はそうはいない」と高評価。また1回戦終了時点でも巨人・長谷川国利スカウト部長が「逆方向へ強い打球を打てるし、変化球への対応も良い」と話しており、ドラフト上位候補に挙がりそうだ。

 ○…東邦・石川が春タイ記録となる1試合2本塁打。準々決勝の明石商・来田に続く史上25人目で、投手では90年享栄・高木浩之以来29年ぶり2人目となった。先発投手が2本塁打した試合は夏もあるが、完封勝利は春夏通じて石川が初めてだ。1大会3本塁打も史上11人目の大会タイ記録。また、決勝で本塁打をマークした投手が完封するのは85年伊野商・渡辺智男以来34年ぶり2人目となった。

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