中日　鈴木博　速球仕上がった　与田監督「気持ち、技術的に一番良かった」

練習試合   中日４―４ハンファ （ 2019年2月18日    北谷 ）

１回を無失点に抑えた鈴木博（撮影・椎名　航）
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　中日・鈴木博が１８日、韓国ハンファとの練習試合（北谷）の８回に４番手で登板、１イニングを無安打２三振と完璧に抑えた。

　「右打者の（ホームベースの）半分から内側を意識して投げた。ストライクゾーンに強いボールを投げるのがテーマだった」

　今キャンプでは野茂英雄氏からフォークボールを伝授され、守護神としての武器習得にも意欲を見せているが、この日は封印して速球でハンファ打線を抑え込んだ。８回は先頭打者を遊ゴロに仕留めると、続く打者は外角低めカットボールで見逃し三振、最後は１４７キロの外角高め直球で空振り三振を奪った。

　与田監督は力強い投球内容を絶賛。「きょうは今までで一番、打者と勝負していた。気持ち、技術的に一番良かった」。

　マウンド上では憧れのメジャーリーガー、クレイグ・キンブレル（レッドソックス）が上半身を沈める投球前のルーティーンを“完コピ”で披露。「打者と目線を合わせない。相手が嫌がれば」とその意図を説明した。