6年目の日本ハム・白村 野手転向が決定「突然の話」も「監督の熱意に負けた」

[ 2019年2月19日 19:27 ]

振り込みでマメが潰れ、テーピングを巻いた右手を見せる日本ハム・白村
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 6年目右腕の日本ハム・白村明弘投手(27)が野手に転向することが決まった。

 16日の紅白戦では1回を無失点に抑えるなど、今キャンプはここまで投手として調整を続けてきたが、18日に2軍キャンプの視察に訪れた栗山監督と吉村浩GMが本人に打診。栗山監督は「もともと(ドラフトで)獲るときから打つ方の可能性も言っていた。白村のために前へ進むということ。彼の能力を花開かせるには何が必要か。骨の髄まで野球をやって、花開かせる。どのタイミングがいいか(吉村)GMとずっと話していた。本人がどうしたら吹っ切ってやってくれるか。野球の神様がこのタイミングだと言っている」と説明した。

 白村も「突然の話」に驚きは隠せなかったが、指揮官の「お前の将来を考えている。ポテンシャルを凄く評価している」との熱い言葉に「監督の熱意に負けた。そこまで考えてくれているんだと。その気持ちに応えようと思った」とその場で決断。「野手1年目なので、入団した時のような気持ちをもって1日1日うまくなりたいという気持ちをもってやっていきたい。ずっと野手をやっている人ばかりで、スタートはめちゃくちゃ遅れているけど、自分の努力次第で追いつけるかが変わってくる。未練はない」と吹っ切れたように話した。

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