西武・内海、巨人1年目の苦い思い出…ルール知らず「元木さんに怒鳴られた」

[ 2019年2月17日 09:00 ]

04年の巨人2軍キャンプで、タイヤ引きで汗を流す内海
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 【平成キャンプ回想録(16)巨人・自由獲得枠 内海哲也】2度目のドラフトで憧れだった巨人に入団し、迎えた初キャンプ。即戦力と期待されていた一方で自分には直球とカーブしかないし、肩は故障していたし、とにかく不安しかなかった。投げられない分、とにかく走り込んだ記憶があります。

 その年はベテランの清原和博さん、後藤孝志さん、元木大介さんらが2軍スタート。憧れの選手と一緒で緊張や気疲れもしたけど、みんなに良くしてもらって、楽しかった。

 ただ、ほろ苦い思い出も。故障中だったことで、全メニューをこなす先輩選手より先に宿舎に帰って、治療のマッサージを受けていたら、元木さんから「ルーキーの若造が、何で一番最初にマッサージ受けとるんや!」と怒鳴られました。ルールがあったみたいですが、何も知らなくて…。今ではもう笑い話ですかね?時効ということで。(西武投手)

 ▽平成16年主なルーキー 鳥谷敬(阪神自由獲得枠)、糸井嘉男(日本ハム同)、内竜也(ロッテドラフト1位)、西村健太朗(巨人同2位)、青木宣親(ヤクルト同4位)

 ◆内海 哲也(うつみ・てつや)1982年(昭57)4月29日生まれ、京都府出身の36歳。東京ガスから巨人入団。18年オフ、西武へ移籍。通算324試合で133勝101敗、防御率3・21。

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2019年2月17日のニュース