落合博満氏 中日監督時代の教え子を褒めなかった理由「そこで終わる」

[ 2018年11月23日 14:07 ]

落合博満氏
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 野球評論家の落合博満氏(64)が22日、MBSテレビ「戦え!スポーツ内閣」(水曜後11・56)に出演。中日監督時代の教え子で、今季限りで引退した岩瀬仁紀(44)、荒木雅博(41)への思いを語った。

 岩瀬、荒木ともにVTR出演し、落合氏に引退を報告。荒木は「野球が下手だった自分をここまでできる選手にしてもらった」と感謝し、「引退を報告したら『ようやったお前を褒めてやる』って言われました。褒めてもらったことがなかったですから一切。最後辞める間際に1回褒めてもらえた」と笑顔を見せた。

 これに落合氏は「それぐらいできるだろうと思ってやらせて、それができた。じゃあ次のステップに行こうって。その都度に褒めていたらそこで終わる子だから」と現役時代に荒木を褒めなかった理由を説明。「彼らには皆、俺はお礼を言っておいたよ。彼らがいなかったら優勝できなかった」と感謝も口にした。

 VTR中には涙をぬぐう仕草も見せ、「年を取ってくるとそうなる」と苦笑い。番組MCの「ブラックマヨネーズ」小杉竜一(45)は「血が通っていたことが分かってうれしかった」と落合氏の“涙”に歓喜していた。

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2018年11月23日のニュース