DeNAドラ2の立正大・伊藤 2安打放って勝利に貢献

[ 2018年11月13日 16:48 ]

 DeNAからドラフト2位で指名された立正大・伊藤裕季也内野手が、13日に行われた明治神宮大会大学の部の準決勝・関西国際大戦で2安打を放って存在感を見せつけた。

 17年にセ・リーグ首位打者に輝いた宮崎の後継者として期待されている大学球界屈指の好打者だ。九州共立大との初戦では、広島から2位指名された右腕・島内颯太郎投手(4年)から左越えへ決勝2ラン。この日も初回に外角のスライダーを右前に運ぶ技ありの安打を放つと、5回にも右前打し「プロでは逆方向に打てるいやらしい打者になりたい」と話していたが、自慢のバットコントロールを披露した。

 チームは6回コールドの快勝で、09年以来の優勝に王手を掛けた。14日の決勝が大学生活最後の試合になる。「大学に入学した時の目標が日本一だった。今はプロのことは考えていない。勝つしかない」。主将として、4番として、チームを9年ぶりの頂点に導き、大学王者の勲章を手土産にプロの世界に飛び込むつもりだ。

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2018年11月13日のニュース