筑陽学園 ノーノー阻止、9回意地の2得点「このままでは終われない 春のためにも…」

[ 2018年11月12日 16:13 ]

明治神宮大会高校の部・準決勝   札幌大谷5―2筑陽学園 ( 2018年11月12日    神宮 )

 神宮大会初出場の筑陽学園が準決勝で、同初出場の札幌大谷に敗れた。0―5の9回に2得点したが、及ばなかった。

 筑陽学園打線は8回まで、シュートとスライダーを駆使しコーナーを投げ分ける横手右腕・太田に苦戦し、無安打無得点。ノーヒットノーランかと思われた9回、先頭打者の3番・福島悠介内野手(2年)が、右前打を放ち、3者連続安打と粘りをみせ、2得点した。

 0―5の9回、無死一、三塁から適時右前打を放った4番・江原佑哉内野手(2年)は「このままでは終われない、春のセンバツのためにも三塁ランナーを絶対還すぞという気持ちで打ったバットを短くもってセンターを意識して打った」と振り返った。また、8回まで右腕に対し無安打だった打線を「対応力が足りなかった」と分析。「いろんなタイプの投手と練習して、どんな投手でも対応できるようにしたい。この悔しさを忘れずに1人1人高い意識を持って冬の練習に取り組みたい」と来春を見据えた。

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2018年11月12日のニュース